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GODZILLA ゴジラ(2D・吹替版) [洋画レビュー]

Godzilla_(2014)_poster.jpg「GODZILLA ゴジラ」(2D・吹替版)

(監督:ギャレス・エドワーズ)

米軍爆破処理班のフォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は休暇を取り、妻(エリザベス・オルセン)と小さな息子(カーソン・ボルド)が待つサンフランシスコへと帰って来た。ところがその夜日本から緊急の連絡が入る。元原子力発電所の技術者である父・ジョー(ブライアン・クランストン)が、原発事故跡地付近の立ち入り禁止区域に立ち入ったため、逮捕されたというのだ。家族に未練を残しながら日本へと向かったフォードは父と共に、母(ジュリエット・ビノシュ)を死へと追いやった原発事故跡地へと立ち入る。そしてそこに、人知を超えた“もの”を見ることになる・・・・。

米国で公開直後から大ヒット、直後に続編の公開日が決定(ハリウッド既定路線)、全体的に好印象な評価も多い。まぁどうしても比較される1998年のエメリッヒ版がヒドかったからというのもあるかもしれないが(笑)。
ちなみに日本でも興収は公開3週目で20億円を超え、大ヒットとは言い難いもののある程度結果が出ている。(大ヒットに至らなかったのは、日本で知名度が高いハリウッド俳優が出ていないという部分が大きいかもしれない・・・・)

ワタシの感想も、スゴく良く出来てて面白かった。ギャレス・エドワーズ監督はこれが長編映画2作目、しかも1作目は同じモンスター映画とは言え超低予算だったわけで、一体なんでこんなに堂々とした演出が出来るんだろう・・・不思議。こういうのを才能と言うんだろうか。

そう、この作品、非常にどっしりした画作りがされていて、それがいかにもゴジラという“King of Monsters=怪獣王”の映画にピッタリな気がするのだ。怪獣たちの動きも日本のそれのように非常にゆっくりとしていて、巨大感・重量感が伝わって来る。いや、着ぐるみからCGへの変更によって逆に強調されている。この辺り、CG技術のスゴさも感じる部分だ。

Trailerを見て、ゴジラ(中の人は毎度毎度のアンディ・サーキス)に相対する怪獣が複数なのかと想像していたのだが、複数というか単数というか・・・そういうことか!と膝を叩いた(笑)。ネタバレになるので、ここではあまり詳しく書かないが、設定サイズが全く違う怪獣を出して説得力を持たせることが出来るのは、これもまた着ぐるみではないCGによる表現ならではとも言える。

物語も良く出来ている。フォードがゴジラや新怪獣ムートーらの進行と共に日本からハワイ、そしてサンフランシスコと移動し、その間基本的に彼の目線で描き切る事で、物語がブレずに分かりやすく進んでいくのだ。2体(+α)の怪獣が出現する事、二つの国が舞台になる事で物語は複雑になりやすい所だが、敢えてフォード目線のみで描いたのが良かった。

日本映画だと、こういう場合どうしても政治家が出て来て、閣議決定だとか何とか対応策を協議する場面が描かれる。それが怪獣映画のリアルだと、何となく思わされてきたのだが、今や政治家が簡単に意思決定なんてしないという事がバレている世の中だ。特に日本の政治家が対処出来るわけがない(笑)。

そういう意味では今作のように全て現場目線で済ませてしまった方が、ある意味リアルさを失わずに済むという事か。ムダに登場人物が増える事もなくて一石二鳥でもある。

残念な所を一つだけ上げるとすると、この物語はフォードの家族の絆を描いているのだが、折角もうひとつの“家族(ゴジラの敵)”が出て来るのだから、そことの対比がもう少し上手く行っていたら、ストーリーがもっとエモーショナルに観客の胸を打ったのではないかと思う。まぁ欲張り過ぎかもしれないが・・・・。

取りあえずギャレス・エドワーズ監督の次作に注目が集まるのは間違いないだろう。ウワサに寄ると次回作は、何とJ・J・エイブラムス監督が只今撮影中のエピソード7でまたフィーバーが起こりそうな「スター・ウォーズ」と世界観を一にするスタンドアローン作品(シリーズ番外編的なもの?)となる模様。そしてその後には「GODZILLA 2」が控えている!




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ホドロフスキーのDUNE(字幕版) [洋画レビュー]

Jodorowsky's_Dune_poster.jpg「ホドロフスキーのDUNE」(字幕版)
(監督:フランク・パヴィッチ)

「エル・トポ」などで知られる鬼才の映画監督、アレハンドロ・ホドロフスキー。その強烈なアート指向を持つ彼が1974年に企画した映画は・・・・SF映画「DUNE」だった!最高のスタッフと最高の出演者を揃えたその企画は、一年後にあり得ない結末を迎える事になる。その企画の一部始終を関係者へのインタビューと当時の資料を中心に描いたドキュメンタリー。

ワタシがホドロフスキー監督の「DUNE」の話を目にしたのはその企画が頓挫した後、創刊間もないツルモトルーム版スターログの紙面だったと思う。現物が手元にあるはずなのに探せていないのだが、多分クリス・フォス特集で「DUNE」用にデザインされたスペースシップのイラストを見たのではなかったか。

その辺りのキャプションだか別のコラムだかで、この企画の頓挫を嘆くスターログ編集部の文章が載っていたと思うのだが、そのスゴさを今回のドキュメンタリー映画でまざまざと体感できた。

まずはホドロフスキーのアートに対する真摯な姿勢と情熱、そしてその迫力ある人物像!インタビュー時で84歳という年齢を感じさせない若々しさ、視線の強さには感嘆の他ない。この映画は彼のインタビュー映像が7割という印象だが、とにかく他の一流どころのインタビューシーンを押しのけて、最後は結局彼の話しているシーンしか記憶に残らないくらいだ(笑)。

そして彼が『コイツだ!』と言って連れて来るスタッフキャストたるや。まず自分の考えを映像プランにするために膨大な絵コンテをつくるのだが、そのために雇われたのがジャン・ジロー=メビウスだった。彼はコスチュームやクリーチャーデザインも担当した。

スペースシップデザインを担当したのは、上でも触れた通りクリス・フォス。当時の彼はメカもののイラストレーターとしては突出した存在だった。
敵方の根城であるハルコンネン城のデザインはH.R.ギーガー。彼の独特な世界観は他の追随を許さぬものだ。

特殊効果の担当を選ぶ時、ホドロフスキーが真っ先に紹介されたのは、本当は当時の第一人者、ダグラス・トランブルだった。しかしホドロフスキーは彼と会った上で、『彼は芸術家ではない』という理由で起用せず。たまたま見たSF映画「ダーク・スター(ジョン・カーペンター初監督作)」の特殊効果を気に入ったホドロフスキーは、ダン・オバノンを招聘する。

音楽のピンクフロイド(名前は知ってるw)、マグマ(全く知らないw)、そしてキャストのサルバドール・ダリ、ミック・ジャガー、オーソン・ウェルズなどもスゴいが、ワタシは上記の4人が揃っている事に感動する。そりゃジャンルもの好きとしては当然かな(笑)。

今作ではフォスとギーガーがインタビュー映像で登場。これも自分としては感動もの。どちらも画集を持ってるし。ギーガーはこれが映画出演としては遺作となった。
ダン・オバノンは音声と、彼の奥さんが登場する。彼は2009年に65歳の若さで亡くなった。メビウスも2012年に73歳で亡くなっている。

「DUNE」プロジェクトの時はみな若く、ホドロフスキーが46歳だったのが最年長ということなのだが、ホドロフスキーが健在なうちにこうして亡くなってしまう人たちがいるのは寂しい限りだ。

作中でもこのプロジェクトのビジュアルが、その後の作品にインスピレーションを与えていると言及しているが、直接的な影響と言えばやはり「エイリアン」という事になるだろう。

「エイリアン」には原作者のダン・オバノンが「DUNE」のスタッフを招聘したとのこと。タイトルロールのエイリアンデザインで一躍有名になったギーガー、宇宙服デザインが印象的なメビウス、そして最終的には未採用となってしまったがスペースシップデザインに参画したフォス。ある意味「エイリアン」は「DUNE」の直系の子孫なのかもしれない。




映画『ホドロフスキーのDUNE』劇場用パンフレット

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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2D・字幕版) [洋画レビュー]

Edge_of_Tomorrow_Poster.jpg「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(2D・字幕版)
(監督:ダグ・リーマン)

謎の宇宙生物・ギタイによって着々と侵略されている地球。苛烈な戦闘の前線にいきなり立つ事になったケイジ少佐(トム・クルーズ)は早々に戦死する事に。ところが死んだと思ったその時、彼は前日の前線に配属されたその時に戻ってしまう。最初は夢だと思ったが、前回と全く同じ事が起こる事から、これがタイムリープである事を知る。これから起こる事を全て知っている事を利用して懸命に生き延びようとするケイジ。一方、人類唯一の勝利の立役者である英雄リタ・ヴラタスキ軍曹(エミリー・ブラント)も同じ戦場にいた。会うべくして会った二人。そしてケイジは、リタも元タイムリーパーだった事を知る。

「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」のレビューで書いたように、「プレーンズ2」「マレフィセント」というディズニー作品に続けて観たのだが、今作は「プレーンズ2」以下「マレフィセント」以上、という感じ(笑)。まぁ「マレフィセント」は女の子向けという事もあるかな(笑)。

この作品は異星生物との戦いという架空戦記物なわけだが、そこにタイムリープを組み込み、それが敵の能力に寄るものとした事でSF的な作品として成立させている。まぁその能力に関わる理論等は全くないので、本質的にはファンタジーなんだけど(笑)。

この作品の一番の面白さは、ストーリー全体の謎解き、そしてボスキャラを倒すためのロジックを追っていくところにあると思う。この辺りは今までにない上記のような設定もあって、観客の興味を引っ張っていく。

ただまぁ地味かな(笑)。言っちゃあ何だけど、結局同じ事の繰り返しが基本で、その中で少しずつ出て来る情報を追って行くわけだから。しかも敵と戦えば死んじゃうので、その前の段階の話が多いため、画面は更に地味になっていく。もう少しなんかあればなぁ・・・・。

後半は一発勝負に入っていくが、ここも仲間の少なさと武器の少なさから、敵は山のように出て来るがなぜか地味。

ガジェッターとしては、以前書いたけど、やっぱりパワードスーツがねぇ。劇中、メカニック描写は結構あって、なかなかよく見せているところもある・・・・けど、結局あのデザインじゃ、カッコ良くは見えないよ(笑)。

最後、原作と違い(原作未読だけどw)ハッピーエンド(と言うか何と言うか)という事で、見終わった後味は悪くないが、ここまで地味だともっとヒネって別の味付けをした方が良かったんじゃないかと思ってしまう。

ケイジがタダの臆病者から歴戦の勇士となっていく過程は悪くないだけに、もう少し味付けに気を使ってればと思ってしまうのだった。




ダグ・リーマン監督と言えば「ジャンパー」を思い出してしまうのだが、あれもちょっとオレには合わない内容だったなぁ・・・・。
All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)

All You Need Is Kill (集英社スーパーダッシュ文庫)

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  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2004/12/18
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All You Need Is Kill 1 (ジャンプコミックス)

All You Need Is Kill 1 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 小畑 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/06/19
  • メディア: コミック
All You Need Is Kill 2 (ジャンプコミックス)

All You Need Is Kill 2 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 小畑 健
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2014/06/19
  • メディア: コミック

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マレフィセント(吹替版) [洋画レビュー]

Maleficent_poster.jpg「マレフィセント」(吹替版)
(監督:ロバート・ストロンバーグ)

そこは隣り合った人間の国と妖精の国が仲違いをし、お互いに行き来を禁止していた。しかしある日、人間の少年が妖精の国に入り込んで来る。妖精の国を守っている少女・マレフィセントは少年と会話を交わし、お互いに好感を抱いた。それから少年は事あるごとにマレフィセントに会いに来るようになり、二人は恋愛と呼べる程に近い関係になるが、野心家の少年はある時を境に不意にマレフィセントの前から消えるのだった。そして二人が大人になって(アンジェリーナ・ジョリー/シャールト・コプリー)再び再会した時、悲劇が起こる・・・・。

あの手この手で映画化され続けている最近のハリウッド版“童話シリーズ”。「アリス・イン・ワンダーランド」「オズ はじまりの戦い」「スノーホワイト」「白雪姫と鏡の女王」「赤ずきん」「ジャックと天空の巨人」などなど、様々な形で作られていますね。

今作のモチーフはもちろん「眠れる森の美女」。「アリス〜」はその後、「オズ〜」はプリクエル、などと作品ごとに製作者は、物語にどう独自の色をつけて行くか努力している。今作では『悪役の側から見た物語』である。

これは結構面白い。元の物語を違う視点から語り直そうという行為は、元の物語の隙間を埋めて行くような作業だ。それによって元の物語への理解がより深まるという側面もあるし、元の物語とかみ合う事でパズル的な『あ、そういう事か!』と思わせてくれる楽しさもある。
もっと言ってしまえば元の物語が壮大な伏線であり、新作でその伏線を回収して行く、といった楽しみ方が出来るという事だ。

というイメージを持って観に行ったわけだが(前振り長過ぎ笑)・・・・どちらかというと肩すかしだったかな。

マレフィセントが、本当は素晴らしい羽根(大鷲のような立派で強力なもの)を実は持っているのに、「眠れる森の美女」ではそうではなかった理由などはうまく出来ていたと思うのだが、物語後半に行くに従って、元の物語と段々乖離して行ってしまったのが残念だ。

そう、実は結末が元の物語から変わってしまっているのである。それって、上記のような期待を持ったワタシのような観客に取っては反則に近い。

外見上は「眠れる森の美女」と同じストーリーラインをなぞりながら、しかし裏側ではこうですよ、とか、元の物語のエンディング後にもう一騒動あって今作のクライマックスが来るとか、そういったものだったら納得性があったんだけどなぁ。

途中マレフィセントが、三人の妖精たち(イメルダ・スタウントン/ジュノー・テンプル/レスリー・マンヴィル)が育てているオーロラ姫の様子を伺っているところもやや退屈。マレフィセントがオーロラ姫に感情移入していく過程が大事なのは分かるが、余りにも中だるみな印象だ。オーロラが小さい時の事はもっとコンパクトにしても全然OKだったと思う。

マレフィセントの部下となる、カラスの化身・ディアヴァル(サム・ライリー)の存在は良かった。マレフィセントとのやり取りの中で、お互いの個性や感情の動きがハッキリしてドラマが分かりやすくなったし、キャラクターとしてもディアヴァルはコメディリリーフ的な扱いで、“悪役”が主役の物語としての重さを中和していた。
ただ折角ならディアヴァルがマレフィセントかオーロラに恋愛感情を持っているような描写があると、このキャラクターがもっと生きたと思うけど。

ステファン王役のシャールト・コプリーの怪演もちょっと生かし切れなかった印象(笑)。上手いんだけどなぁ。焦燥感漂うところや、狂気に取り付かれたところ等、「第9地区」的な見せ場もあるのだが、監督的には添え物といった考え方だったようだ。今作ではある意味、本当の悪役は彼なのだから、彼を魅力的に描いておけば充実感が随分とアップしたと思うのだが。やり過ぎると作品全体が怖いものになって、ファミリー映画的なところから逸脱し過ぎるという心配が働いたか。

もう一つ残念だったのは妖精の国の様々なキャラクターがCGの粋を出ていない事。画面がファンタジー的味付けだから生物感を出すのは難しかったとは思うが、キャラクターの目がガラス玉的なものにしか見えず、生きているとは思えなかったのが残念。ここって監督の腕の見せ所だったのだと思うのだが(監督はプロダクションデザイナー出身)。

なんか、悪口ばっかりになっちゃったな(笑)。さらっと見れば、単純に楽しめる映画だと思うけど。傑作「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」の後に見たから、余計シビアな目線になっちゃってたかも(笑)。




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プレーンズ2/ファイアー&レスキュー(吹替版) [洋画レビュー]

Planes_Fire_&_Rescue_poster.jpg「プレーンズ2/ファイアー&レスキュー」(吹替版)
(監督:ボブス・ガナウェイ)

世界一周レースで優勝しチャンピオンになったダスティ(瑛太)は、その後も連戦連勝。すっかり人気者になった。ある日いつものようにスキッパー(銀河万丈)と練習飛行をしていたダスティはギアが故障してしまう。ドッティ(甲斐田裕子)に、もう今までのようなスピードは出せないのでレースは無理だと言われたダスティは、深夜その言葉を振り払うように全速力で飛ぶが、エンストして空港に不時着。火災を起こしてしまい、それが元で空港のずさんな火災管理が露見して閉鎖に追い込まれてしまう。責任を感じたダスティは、自分が消防団員としての資格を取って空港を再開させるべく、自然保護区を守るレスキュー隊に入隊するのだが・・・・。

一言で言うと、これはメッチャ面白い!(笑)ホントに素晴らしかった。どれくらい面白かったかというと、同じ日に見た「マレフィセント」「オール・ユー・ニード・イズ・キル」よりも断然面白かったくらい(笑)。
これを見ると改めてこういう人助けをする職場の物語が受ける理由がよくわかる。

それは何かと言えば、要は成すべき事(目標=人助け)がハッキリしている、ということである。正しい道、方向性が分かりやすく提示されているという事で、話が整理しやすくなるし、色々なヒネリやサイドストーリーを織り込みやすくなる。まぁそこで製作者のセンスがためされるわけでもあるが。

今回ストーリー的なヒネリはそれほどないが、何と言ってもそれぞれのキャラが立ちまくっているのが素晴らしい!特にオヤジキャラたちがカッコ良過ぎる(笑)。

レスキュー隊という事でチームワークや責任感、そしてもちろん個々の能力が大事になって来る。その辺りがしっかりと描かれていて、ベテラン揃いの先輩たちのスゴさ、頼もしさが最初から描かれていてサイコーに楽しい。

四駆のピックアップ車・ダイナマイト(喜田あゆ美)を始めとしたパラシュート隊の面々もカッコいい(働くクルマはオトコの子の永遠のアイドル♪)し、レスキュー隊リーダーのヘリ・ブレード((金尾哲夫)の我が身を賭した活躍もイイのだが、ワタシ的には最もシブい二人(二台か)サンダーバード2号的なウィンドリフター(山野井仁)とサブリーダーのキャビー(佐藤美一)にシビレタ〜(笑)。

ウィンドリフターの見せ場はやっぱりコンテナ接続シーン。別にチビメカが入っているわけじゃないけど(当たり前笑)、出動する時のメカニックなシーンはどの作品でもカッコいい!
キャビーは出動する時にパラシュート隊を乗せるシーンももちろん印象的。今作ではこちらの方がサンダーバード2号っぽい役割。ただ、一番の見せ場はクライマックスに向けての決断シーンがカッコいい!!!

いやさり気ないシーンなんで、普通に見てると流されちゃうシーンかもしれないけど。寡黙で自分を語らず、派手に活躍するパラシュート隊やリーダーのブレードに挟まれて地味なヤツが、リーダー不在の時に多くの命を救うか否かの決断をしっかりとする、いや出来るところにワタシはシビレましたね(笑)。

という事で、ワタシ的には前作は「面白いけど、やや退屈」といったくらいの評価だったけど、今作は娯楽作としてはもしかして元祖の「カーズ」を超えたかも!と思えるくらいのデキだった。火災現場の全体の状況がよく分からなかったりする問題点もあるけど、そこは画作りの迫力もあってそれほど気にならない。

公開最初の週末成績はパッとしなかったみたいなんだけど、これは大人が見ても楽しめる、良く出来た娯楽作。三部作と決まっていて次作もあるはずなので、是非みんなで観に行ってください!




あー、ヒロインのディッパー(近藤春菜)に全く触れなかったな(笑)。そしてキャビーのトミカが見つけられず…やっぱ地味だわ(笑)。

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パシフィック・リム(吹替版) [洋画レビュー]

Pacific_Rim_FilmPoster.jpegパシフィック・リム(吹替版)」
(監督:ギレルモ・デル・トロ)

去年8月の公開時にレビューしそこねてたんで・・・・。

太平洋の深い海底の割れ目から怪獣が出現するようになってから10年以上が経過していた。人類はイェーガーという巨大ロボットを建造して怪獣に対抗していたが、頻度が増すに従って製造が追いつかなくなったために計画を破棄。巨大な壁で都市を覆う防御策を講じていたが、巨大化する怪獣に対して余りにも無力だった。そんな中、イェーガー計画を推す軍司令官スタッカー・ペントコスト(イドリス・エルバ)は、残っているイェーガーを使って怪獣が出現する割れ目自体を破壊する計画を立てるのだが・・・・。

今さらですが、続編の話も出てるみたいなんでレビューしといた方がいいかなー、と(笑)。そして当ブログのドストライク映画だし。

これ、やっぱりいいよね(笑)。巨大怪獣、巨大ロボット、ペアでの操縦、異次元からの侵略など、やっぱジャンルものが好きなんだよな、オレ!って再確認出来る作品。怪獣は一頭一頭デザインが違うし、イェーガーも一体一体デザインが違ってる。最近だと量産品て事にして、製作の立場で言えば3DCGデータが使い回せるし、デザインが似ててもその方が設定上“らしかった”りするので逃げちゃいやすいところを、ヲタクのツボを理解してるギレルモ監督はちゃーんと抑えてくるのがナイス!

イェーガーたちの戦い方や武装も、もうまるで永井豪の描いた『マジンガー軍団』かと思ってしまう程スーパーロボット的!この辺りは演出も相まって燃える!

怪獣のデザインはやっぱり欧米風味が入ってて、ちょっと日本人のイメージからは違うけど、それはそれでカッチョいい。

とは言えどこが違うのか気になってつらつら考えるに、まぁ着ぐるみじゃないってのが大きいけど(笑)あとは目玉の大きさとかかな。日本の怪獣って、悪役でもどこかに愛嬌があるというか。そういうのをデザイン面で払拭したのが「ガメラ2 レギオン襲来」「ガメラ3 邪神覚醒」のレギオンやイリスだったわけだけど。

日本の怪獣は、天災の象徴というか、ある種、神に近い存在。だから悪さをしてても、どこか愛情の対象になり得る様子を持っていたと思う。しかし欧米だと八百万神という発想はないから、どちらかと言うと印象が悪魔に振られていく。そうすると怖いもの、畏怖すべき存在という描写になる。そこが日本とハリウッドの怪獣の捉え方の違いに現れているんじゃなかろうか。

なんて考察をカマしつつ(笑)話を映画に戻すけど、実はこんなにナイスな作品なのに、見終わったあとにちょっとモヤモヤしてしまった。それは何故か。

既に公開から間もなく一年という時期なのでネタバレを恐れず書くけど、多分、ジプシー・デンジャーが最後破壊されてしまうからじゃないだろうか。

上記で怪獣の捉え方の日欧比較をしたけれど、同じくロボットに関して言うと、従来から欧米は“操縦するロボット”というのは広く受け入れられず、ロボットと言えば自立歩行タイプが主だった。欧米でアトムが広く受け入れられ、スーパーロボットがヲタクの範疇に留まったのは、そういうバックボーンがあったからだ。つまり自分ではない他のもの、と言う訳。

しかるに日本ではどうか。マジンガーZに代表される、主人公が操縦するスーパーロボットは他人ではない。これはまさに自分自身だ。自分がロボットという“超能力”を発揮して巨大な敵を倒す、まさに男の子が理想とする『強い自分』の象徴なのである。ロボット=自分自身なのだから、ロボットが跡形もなく破壊されては、いくら主人公が助かってもハッピーエンドにならないのである。

という事で、今作のラストでジプシー・デンジャーが破壊されてしまった事で、昔のヲタク(笑)であるワタシとしては何となくモヤモヤしてしまったのである。

あ、あと一つ言いたいのは、やっぱりマコ役の菊地凛子だろう(笑)。えーと、こういう作品でヒロインやるには、ちょっと薹が立ち過ぎている(汗)。この辺りのフィーリングは、欧米人にはわかんないのかなぁ。欧米じゃ、菊地凛子もプリティーガールなんだろうなぁ。日本人に欧米人の年齢がよく分からないのと同じで。





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X-MEN:フューチャー&パスト(2D・字幕版) [洋画レビュー]

X-Men_Days_of_Future_Past_poster.jpg「X-MEN: フューチャー&パスト(2D・字幕版)」
(監督:ブライアンシンガー

人類は壊滅的な被害を受けていた。ミュータント殲滅のための人類の兵器・センチネルは、ミュータントの遺伝子をもつ非ミュータントまで抹殺し始めたため、ほとんどの人類が対象となってしまったのだ。センチネルの戦闘能力の高さは人類はもちろん、あらゆるミュータントも対抗出来ず、全滅は時間の問題だった。あらゆる人類最大の危機に再び手を組んだプロフェッサーX(パトリック・スチュワート)らX-MENとマグニートー(イアン・マッケラン)たちブラザーフッドは、センチネル開発前の過去に介入する事で現状を打開しようと考える。

想像できた事だけど、今作はメチャクチャ複雑なストーリーだ。キャラクターはいっぱい出るし(まぁ時系列の問題で間引きして考えなきゃいけないが)、米国の歴史的背景も絡んでくるし、前作「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」含め全ての「X-MEN」シリーズの映画(「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」「ウルヴァリン: SAMURAI」含め)と繋がってるし、もちろんタイムパラドックスの問題も絡む。のほほんと見ていると訳分からなくなる可能性が大きい。まさかと思うけど、今作で初めて「X-MEN」の映画を見るなんてのは無謀と言っておこう(笑)。

その複雑な物語を131分の中に凝縮し、少なくともワタシのようなバカでも(笑)ある程度理解できるように作られている事はホントにスゴいの一言で、ブライアン・シンガーの職人的手腕が遺憾なく発揮されている。

ただ語るべき物語が複雑過ぎる事で、折角ブライアン・シンガーの「X映画」復帰作なのに、今回はちょっとドラマ部分が今イチ。それなりにエモーショナルなシーンはちりばめられているものの、演出力と演技力で引っ張っているだけなのでやはり弱い。そのせいかキャラクターが死んでしまうシーンが多いにも関わらず、全体的に平板な印象を受けてしまう。

まぁ仕方ないんでしょうね。この辺りはオールスター総出演映画として、割り引いて見てあげなきゃいけないところかな。Wikiには『ローグ出演シーンは大量に撮影されたのに編集でバッサリカットされた』などと書いてある(アンナ・バキンかわいそう…)ので、これでも随分と頑張って縮めた結果なんでしょうから。

て事で、一つ目の見所はやっぱりキャラクター。プロフェッサーXことチャールズ役のパトリック・スチュワートとジェームズ・マカヴォイ、マグニートーことエリック役のイアン・マッケランとマイケル・ファスベンダー、ウルヴァリンのヒュー・ジャックマン、ミスティークのジェニファー・ローレンス、ビーストのニコラス・ホルト、キティ・プライドのエレン・ペイジ辺りは出演時間も長くてそれなりの役だが、ハル・ベリー(ストーム)は捨て駒的扱いだし、ファムケ・ヤンセン(ジーン・グレイ)、ジェームズ・マースデン(サイクロップス)、はてはケルシー・グラマー(未来のビースト)などに至っては、初期三部作を見てきたファンには感涙もののキャラがホンのチョイ出演(汗)。ある意味ゼイタクな作品である。

二つ目の見所はやっぱアクションシーンでしょう。ここはなかなかの見ものです。ミュータントたちの能力を余すところなく描き、それに完全に対抗するセンチネルを描く。この未来側の悲しい戦闘がスゴい。

でも一番チャーミングで楽しかったのは、過去側のマグニートーを脱獄させる時の超高速で動くクイックシルバー(エヴァン・ピーターズ)の活躍!牢獄の厚いガラスを超振動を起こして破壊したり、むち打ちを防ぐためにマグニートーの頭に手を当てたりするのは序の口で、警官に囲まれた時の大活躍はそのユーモア混じりな事もあってケッサクです(笑)。ここは是非注目して見てもらいたいですね!

エンドクレジット後の映像、あれはどうも、製作が既に確定している次回作「X-MEN:アポカリプス」に繋がる映像らしいです。原作ファンにはすぐにピンと来る類いのものらしいですが、ワタシにはちょっと難しかったです(笑)。詳しく知りたい方は、検索して調査してみてくださいね。





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スター・ウォーズ エピソードVI/ジェダイの帰還 特別篇(Blu-ray) [洋画レビュー]

ReturnOfTheJediPoster1983.jpg「スター・ウォーズ エピソードVI/ジェダイの帰還 特別篇」
(監督:リチャード・マーカンド)

帝国軍は第2デススターを完成させようとしていた。完成すれば反乱軍にとっては壊滅の危機だ。それを阻止するため、そして友人のために、ルークとレイアは惑星タトウィーンのジャバ・ザ・ハットの元を訪れ、ハン・ソロを取り戻そうとする。一方デススターにはダースベイダーが、続いてシス・マスターである皇帝が到着する。果たして反乱軍はデススターを破壊し、逆転勝利を収める事が出来るのだろうか・・・・

旧三部作、そして現時点ではスター・ウォーズ・サーガ最終作の「ジェダイの帰還」である。新三部作が作られる前は、どちらかと言うと“駄作”的位置付けだったかと思う(笑)。それでもまぁ、歴史的シリーズの完結篇という事で、それなりに愛されてきたと思うが。

ワタシも今回レビューを書くに当たり久しぶりに見直してみたが、確かにちょっとつまらない(笑)。ストーリーがメイン一本で脇道も伏線もないために単調なのだ。唯一の脇道と言えば、あのイウォークなので(笑)尚更ガックリしてしまうというわけ。前作の充実は一体なんだったのか・・・・。

問題の一つは、今作では基本的に主役の三人が一緒に行動しているので変化を付けにくいという事があるだろう。終盤ルークは別行動になるが、ほとんど傍観者的立場に終始してしまうので、変化をつけるところまで効いていない。

もう一つはドラマ的味付けが全くない事。人間ドラマに対しては、はなからSWに大した期待などしていないわけだが(笑)それにしてもミッションミッションの連続で緩急が全くないためにキャラクターの内面がほとんど描かれていない。本当なら冗長な惑星エンドアでの話を半分くらいにして、タトウィーンとエンドアの間にドラマ中心のエピソードがちょっと入っているだけで、映画全体の印象が全然違ったと思うのだが。

そんな一本調子の話が、前作とは全く違うジョージルーカス的ノーテンキさに彩られているので、尚更バカっぽく感じてしまうのだろう。アクションシーンにも全く緊迫感が感じられないし、強大で統率の取れているはずの帝国軍は間抜け過ぎる(笑)。そしてイウォークの存在がそれを更に補強している。

イウォークの存在自体に関してワタシはそんなに否定しないが、少なくともクライマックスの戦闘であそこまで活躍させる必要はなかったはずだ。ハン率いる反乱軍の、反撃の切っ掛けを作る程度に抑えられていれば、サブストーリーとして十分機能したはず・・・・まぁ問題部分のディテールの話をし始めたら切りがないわけだけど。

という事で今作の最大の問題がクライマックスにやってくる。主役であるルークは父親であるダースベイダーに救いを求め、最後は父親の決死の行動によって帝国は崩壊する・・・・っておい!(笑)。ここが最大のガックリポイントである。

普通エンタテインメント性の高い物語ではこんな場合、主役が偉大な父を乗り越えて自ら問題を解決してこそハッピーエンドとなるのだ。これでは父はやっぱり偉大だった、子供は親のお陰で命拾い、という、何とも情けない物語になってしまっている。本来ならやはりここは絶体絶命のピンチを父親の助力で乗り越え、最後はヒーローたる主役本人が敵役に引導を渡す形でなければならない。それが出来ていないので、見終わった時にスカッとしないのだ。

今となっては全6部作(現在)通しての真の主役はダースベイダーであり、“帰還”した“ジェダイ”がアナキン・スカイウォーカーだったという事が分かっているので、この展開も理解できないわけではないが、それでも最後は息子が父親を超えてこそ、父親は安心して死を受け入れられるのではないだろうか。ホントこの部分が一番残念です。

特別篇/改訂版としての破壊ポイントは、みんなが書いているようにこの「ジェダイの帰還」が一番ひどい(笑)。最後に霊体として現れるアナキンが、公開当時のセバスチャン・ショウから新三部作でアナキンを演じたヘイデン・クリステンセンへと変わってしまっているのは、全く持って理解出来ない改悪。早急に戻してもらいたい・・・・てもう無理なのかなぁ。他のところはまぁ諦めてもいいかと思うけど。

J・J・エイブラムス監督のエピソードVII公開まであと1年半。この「ジェダイの帰還」の印象が好転するような物語が紡がれるのか否か。何にしても絶対観に行くわけで、是非期待に応える内容になっていて欲しいと思います。


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スター・ウォーズ エピソードV/帝国の逆襲 特別篇(Blu-ray) [洋画レビュー]

帝逆パンフ1.jpg「スター・ウォーズ エピソードV/帝国の逆襲 特別篇」(監督:アーヴィン・カーシュナー)

デススターを破壊された帝国軍は反乱軍を追う手を更に強めていた。氷の惑星ホスに基地を設けた反乱軍だったが、それも程なく帝国軍に露見し、決死の覚悟で各個脱出を図る。レイアやハン、チューバッカたちの搭乗したミレニアムファルコンも脱出するものの、ハイパードライブ故障により窮地に陥る。一方XウイングのルークはR2-D2と共に、オビ=ワンの意に沿い惑星ダゴバへと向かう。そこでジェダイ騎士の師、ヨーダに師事するのだ。方やミレニアムファルコンは危機を脱し、ハンの悪友ランド・カルリジアンを頼って雲の惑星ベスピンへと向かうが、その後ろをバウンティハンターのボバ・フェットが密かに追跡している事は知る由もなかった・・・・。

という事で、「スター・ウォーズ」の中では非常に評判の高い「帝国の逆襲」である。うむ、確かに今の目で見直してみると、シリーズの他の作品が基本的に“ノーテンキ”なのに比べ、非常に劇的で憂いを帯びたトーンで作られており、大人の作品に仕上がっているように思う。

これはもちろん語るべきストーリーによるところが大きいのだろうが、一方ジョージ・ルーカスのテイストが“ノーテンキ”なのだとも言えそうだ(笑)。製作順で言うと2作目となる今作では巨匠アーヴィン・カーシュナーを迎え、若きジョージ・ルーカスは巨匠を抑えられず、自分の意図と反するテイストの作品が作られたと(笑)。第3作となる「ジェダイの帰還」は同年代(やや年上だが)で実績も余りないリチャード・マーカンドを監督に据え、多分ルーカスの思う事を実践出来たんじゃなかろうか。まぁ想像ですが。

いずれにしろ、この「帝国の逆襲」は「スター・ウォーズ」サーガの中で異彩を放つ作品となっていることは間違いない。そういう作品が一番評価が高いと言うのは皮肉でもあるが。

相変らずのガジェット三昧は魅力満載。ファンの多い帝国謹製AT-ATスノーウォーカー、対抗する反乱軍のスノースピーダー、宇宙ではスターデストロイヤーを凌駕するスターエグゼキューターやボバのスレイブ1、反乱軍の雑多なスペースシップが大挙して登場している。この時のデザインはどれもそんなに悪くないのに、なんで新三部作はダサかったのかね・・・・w

キャラクターでも今だに人気の高いボバ・フェットや、「ジェダイの帰還」でも活躍するランドなどが初登場。引き続き出演のレギュラーたちも、アーヴィン・カーシュナーの的確な演技指導で、見違えるような深みのあるキャラクターになっている。

日本人としては、今作公開時のインターナショナルポスターのイラストが生頼範義氏なのも忘れられない。このイラストは、シリーズ他作品のどのイラストと比べても最も優れていると思うが、これは日本人としての贔屓目だけではないと思う。

そんな「帝国の逆襲」だが、前回の「新たなる希望」レビューで書いた通り、ワタシの好みとしては1作目に劣る。それは何故だろうと色々と考えながら見ていたのだが・・・・

一つ目はまぁ、完結しないストーリーだろう。前作はシリーズ化されるか未知数だったし、物語的には完結していないものの、作劇上はしっかりと結末を描いたものになっていた。次作「ジェダイの帰還」では三部作の完結篇として大団円が描かれた。そういう意味ではやはり“繋ぎ”の作品である今作は前後の作品と比べ、一本の作品として見るとエンディングが中途半端になってしまっているのは致し方ないところだろう。

もう一つ今回見直していて気付いたのは、呆れるほど主役のルークが活躍しない事だ。ホスではワンパに襲われてソロに助けられ、ダゴバではヨーダからさんざん未熟者扱いされ、ベスピンではヴェイダーに腕を切り落とされレイアとソロに救われる。ワタシのように主役に感情移入して見る人間としては、今回のルークはダメダメ過ぎて到底“ヒーロー”とは呼べず、フラストレーションばかりがたまる展開となっている。だからきっと映画自体にも満足出来なかったのだろう。

まぁそれも中間の作品として、タイトル通り“帝国の逆襲”を描いたものだったのだから当たり前ではあるが・・・・。

それと特別篇という部分で言うと、今作は一番問題が少ない。全体感を説明する遠景ショットが所々に挟まっているのが目立つ程度だ。あまり意識せずに見られる気がする。

なんだかんだ言っても、多分今作の完成度の高さがなければ旧三部作の評価は今とはまた随分違ったものになっていただろう。素晴らしい作品を作ったアーヴィン・カーシュナーに感謝である。


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スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望 特別篇(Blu-ray) [洋画レビュー]

StarWarsMoviePoster1977.jpg「スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望 特別篇(Blu-ray)」
(監督:ジョージ・ルーカス)

遂に!ついにレビュー書きました。今さら×10倍くらいの「スター・ウォーズ」です!!!(笑)

帝国の圧政に苦しんでいた銀河の中で、反乱軍の苦戦は続いていた。そして圧倒的な破壊力を持つ帝国軍の新兵器デス・スターが完成。しかし反乱軍スパイがその設計データを入手し、データはレイア姫の手に託された。果たして設計データは反乱軍本部に届き、デス・スターの弱点を突き止める事はできるのだろうか・・・・。

5月4日スター・ウォーズの日という事で、やっぱり見たくなってしまったので視聴。いや素直な反応だ(笑)。

「スター・ウォーズ」6作品の中で、みんなそれぞれ好きな作品があると思うが(新三部作と言う人はあまり多くないかもしれないがw)、ワタシはやはりこの最初の作品が一番好きだ。当時の狂乱ぶりを受けて、劇場に今は亡き父親に連れられて観に行った時、ワタシはまだ小学生だったが、今まで見た事もない映像に衝撃を受けた。

ドラマチックな展開、一本の映画としての完成度などから言えば、SW作品では確かに「帝国の逆襲」が素晴らしいかもしれない。それでもやはり「New Hope」と付かない「スター・ウォーズ」というただ一本の映画であった時に見たファーストインパクトはワタシの中でぬぐい去る事が出来ないのだ。


まずもって一番の魅力はガジェットだろう(笑)。Xウイングファイターやミレニアムファルコン、Yウイングにスターデストロイヤー、タイファイターなど、スペースシップは言うに及ばず、R2-D2とC-3POのロボットコンビ、ライトセーバーやスピーダーなど、たびたび商品化されてきた事はご存知の通り。様々なエイリアンたちそれぞれにもファンがいるし、まぁ画面に出て来た全てのものにファンがいると言っても過言ではない。

ワタシもXウイングとミレニアムファルコンはやっぱりファインモールドのプラモ、買いましたもん(笑)。特にXウイングは、公開当時タカラから発売されていたプラモも、ずいぶん後になってからヤフオクで再販版を入手。商品が少なかったミレニアムファルコンは、バルサ材を削って作ろうとした事もあった(笑)。


大まかなストーリーも、実のところ今見ても悪くない。辺境の地に住む若者が師によって聖戦のど真ん中へと導かれ、仲間の助けと覚醒した自らの能力によってヒーローになる。典型的なサクセスストーリーだがその表現もあって当時は斬新だったし、今でもエンタテインメントとしては捻り過ぎず素直に見ていられる素晴らしいストーリーだ。


キャラクターの配置もいい。ただ今の視点で映画として見た時に一番に感じる事。それは人間そして人間ドラマが描けてないという事だ。まぁジョージ・ルーカスだからね(汗)。この作品の中で主人公ルークは育ての父母、師、そして(特別編では)旧友を失うわけだが、一瞬の悲しみの後、あっけらかんと忘れてしまう。レイアも(この段階では)実の親兄弟や肉親、そして故郷の星そのものを失ってしまうが、反応はルークと大同小異だ。

この辺りをどう取るか。多分劇場鑑賞当時のワタシは全く気にならなかったと思う。小学生だし(笑)。この映像表現でお腹いっぱい大満足だった。冒険活劇、スペースオペラとしては当時なら許容範囲と言えるかもしれない。あんまり暗くなるキャラクターは不似合いだしエンタテインメントをスポイルしかねない。

とは言えやっぱり今見ると人情として、もう少し何かが欲しくなるのは事実。多分それは、キャラクターの成長ではないだろうか。上記のように過酷な経験をしたのだから、物語のオープニングよりエンディングの時の方が成長したキャラクターにならなければオカシイと思うのだが、この作品ではそれが見られない。そこがこのエピソードIVの一番残念なところだ。

人間キャラとして最も人気が出たハン・ソロは、出て来た最初から大人だし、成長不要の完成されたキャラクターのために今作の中で最も違和感なく描写されている一人だ。逆に言うとそれに対してルークとレイアが魅力的に見えなかったのは、上記のような問題点があったからだとも言える。


そして一応触れておくと、今回視聴したのは例の「特別編」。まぁ上映版は既になかなか目に出来ない状況だが・・・・。

特別編で追加された映像は、やはり一目で分かる。違和感があるからだ。そして、演出自体の質が違っている。元の映画はほとんどのシーンでカメラは据え置きか首振りのパン撮影くらいで、平行移動するドリー撮影の印象もほとんどない。これは当時の撮影に制約が多かった(合成も多かっただろうし、低予算で機材も不足していただろう)からかもしれないが、そのお陰でどっしり落ち着いた画作りがされていて、こういう内容なのに地に脚がついた印象を与えていた。

ところが追加された映像は、カメラ自体を動かして撮影(CGだけどw)している。お陰でCGの明るめの色味も含め、非常に軽い印象。フワフワした、地に脚のつかない印象だ。CGなだけに、データの中ではカメラの移動も自由自在。それが楽しくてジョージ・ルーカスはやり過ぎたんじゃないだろうか。これはもしかしたら(見直してみないとわからないが)新三部作にも繋がる、シリーズ近作の致命的な悪印象のひとつの原因かもしれない。


まぁ、今となっては今作はイベントムービー。あまり細かい事を言わず、次々出てくるキャラクターやメカニックを愛でてオーバー2時間見るのが正しいと言うものだろう。ただディズニーが権利を握った現在、ルーカスの改悪(特にエピソードVI)を訂正してくれたりすると・・・・まぁ、もうないだろうな(笑)。




あー、この時のDVDが劇場公開版が入ってるやつなのか。ワタシが持ってるのはこっち(→リンク)なんですよねぇ・・・・。


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