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【勝手にガンダム考察】第三回:ガンダム大気圏突入用装置配備 [創作文いろいろ]

gundam_daiba3.jpg遂に最終回w

ところで第一回で、『本に影響されて書いたんじゃない』と書きましたが、じゃあなんで今更モビルスーツ考なんぞ書いたのかというと、オラタコの時に書いた架空兵器考察が発端ですかね。スコタコも番組設定的には一眼でモノを見てるって事になってますが、キリコたちパイロットは二眼のゴーグル越しに見てるのがおかしくて。それでワタシ的にはああいう設定を導入したんですよね。
で、振り返って一眼ロボットの雄、ザクはどうなんだと。ガンダムは二眼どころかトサカにサブカメラまで積んでるってのに、ザクにはどう見てもぎらりと光る一ツ目しかないじゃん!じゃあどういうシステムなんだろう?ってトコが発端。考え出すと切りがないんですよねぇ、こういう事はw

じゃ、本題w

『ガンダム大気圏突入用装置配備』
ガンダムの大気圏突入能力に関しては当初、軍上層部から要望が来た際にはエンジニアの間で失笑が起こったとされる。それは無論、オーバースペックにも限度があろうというエンジニアの分別だった訳だが、軍上層部の考える“V作戦”とは、一年戦争を舞台にした兵器開発競争において、ジオンなどというコロニー小国に対して大幅な遅れを取ってしまった為に、ずたずたにされた自らのプライドを再び取り戻す為のショーケースという意味合いがあったようだ。

エンジニアたちはその要求に対し、二つの選択肢を検討した。一つは耐熱シート。そしてもう一つは耐熱エアーを放出する事で形成する耐熱フィールド。最終的にはその二つのどちら共が却下された。それらでは、大気圏突入という極限状態を切り抜けるには不十分とされたからである。エンジニアたちはその二つの方式を検討していたチームを融合させ、最終的にミックスした形での提案を行い、採用された。つまり、まず形状記憶樹脂製(高温にさらされるとバルーン状に展開する)耐熱シートによってガンダムを被い、その中に耐熱エアーを放出し続ける事で摩擦熱から機体を守ろうとしたのである。またその際、最も衝撃に対して弱い部分である各部関節は、空気抵抗を抑えたポーズで完全ロックがかかるように設計された。

シミュレーション上はそれによって大気圏突入は可能となったが、エンジニアたちはもちろん、軍上層部の誰もが実際に使う事はなかろうと考えていた。なので試作された耐熱シートは実際にはガンダム本機には搭載されなかったのである。
ところがかの勇名を馳せた一年戦争のヒーロー、アムロ・レイ少尉は、0079年当時、未だ民間人待遇であったにもかかわらずガンダム単体での大気圏突入を余儀なくされた。前出の通り耐熱シートは搭載されていなかったので、それは不可能なはずであった。しかし、アムロ少尉は耐熱シートの代わりに手持ちの対弾シールドを使い、実際には耐熱エアーの放出のみで大気圏突入を成し遂げたのである。この事実が開発チームのエンジニアたちに与えたインパクトは凄まじく、彼らの中では撃墜数以上の“アムロ伝説”となっている。

シミュレーションではこのような事は不可能であったのにそれを可能足らしめたのは、あり得ないような偶然の重なりであった。ガンダムの装備していたシールドの微妙な曲線が、ちょうど航空機のリフティングボディのような効果を与え、急激な落下速度の上昇をわずかながら抑えた事で、温度上昇の低減に繋がった事。シールド端の裏側に“返し”がついていた為に、放出された耐熱エアーがガンダムボディの周囲にある程度滞留し、拡散するのを抑えた事。そしてもちろん、ガンダム本体と同様、シールドも堅牢さに優れた希少(=高価)なガンダリウム合金製であった事だ。
これらのシールドの特長がもたらした恩恵は全くの偶然であり、シールド形状等の決定にはあくまで対弾性その他盾に必要な機能しか考慮されていないのは当然である。また、その直前にガンダムは対モビルスーツ戦を行っており、アムロ・レイ少尉が既にその段階でシールドへの被弾を最小限に抑えていた事が有利に働いた事は言うまでもない。

この伝説には続きがあり、数年後にガンダム開発チームのほとんどが携わったと言われる可変モビルスーツ開発で再度、大気圏突入能力を付与する事を求められた時、エンジニアたちがいの一番に決めたのは、WR形態での大気圏突入時に最も負荷のかかる機種部分に、MS時のシールドを配置する事であった。

そう、その機体こそグリプス戦役で多大な戦果を挙げた機体、“Zガンダム”である。

この項終わり


・・・・また思いついたら続きがあるかもw


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【勝手にガンダム考察】第二回:脚内融合炉レイアウト [創作文いろいろ]

gundam_daiba2.jpg昨日から始まった「勝手にガンダム考察」。二回目はモビルスーツの脚のデザインについてです。しかしtomoartは、公式設定と言うものをマトモに見た事がないので、すねの中に補助動力炉が入ってるっていう設定があったかどうかも定かじゃないんですけどね(爆)。まぁ、それ位ユルい感じの文章って事でw その辺りの感じは、堅めな文章のくせしてモビルスーツを形式番号で呼んでないところにも表れてるかも!?

『脚内融合炉レイアウト』
ガンダムの補助融合炉は、両肩(胴体の腕付け根部分)と、いわゆるふくらはぎ部分の合計4ヶ所に配置された。

ふくらはぎに配置された補助炉は当初、もも部分にレイアウトする事を想定されていた。それは当然ながら慣性の法則により、重い物体は胴体に近い方が姿勢制御の際、エネルギー・ロスが少ないからである。
しかしシミュレーションの結果、宇宙空間での運用に於いては想定通りながら、一旦地上に降りた場合には重量物が上方に集まり過ぎる為に重心が非常に高くなり、重力下での歩行に際し余りにもセンシティブな制御を要求したため断念された。逆にすねの下方(足首側)への配置は、重量物が四肢先端付近となり、俊敏な行動の妨げになる事、それ故に関節駆動用のモーターへの負荷が高くなる事などを考慮し、ウェルバランスを探った結果、ふくらはぎ部分に落ち着いたと言われる。

ザク以下ジオン系のモビルスーツ(MS)では一様に足首側に配置されているが、これはコロニー国家ジオンにとって開戦前から想定していた地球降下作戦を考えた時、重力下(特に1G)での運用試験が難しい状況でのMS開発でもあり、地球での運用に配慮した結果だと言われる。また融合炉開発という基礎技術に関しては、やはり連邦に一日の長があり、ジオンの補助炉は連邦のそれに比して一回り大型で重かった。それゆえ重心の問題がより顕著になり、ももへの搭載が不可能だったとも言われる。
いずれにしてもその結果、ジオン系MSは戦闘中の一瞬の回避行動などに俊敏さを欠き、GMを含むガンダム系モビルスーツに後塵を拝する結果となったようだ。

ちなみに赤い彗星と呼ばれたジオンのエースパイロット・シャア・アズナブル少佐は、重量物が中心から離れた部分に配置されている欠点を逆に生かし、AMBAC(アンバック)と呼ばれる機体制御技術(当時は懐疑的に見られる部分もあった)を最大限に生かす事で欠点を利点に変えたのである。シャア少佐はAMBACによる敵弾頭からの回避行動に有利な機体角度(敵機体に対してやや斜め)を保つ事に長けていた。従来MS運用では一般的だった敵機体に正対しての戦闘(射撃制御に有利だった)に比して、その回避行動の正確さは3倍以上であったといわれる。

尚、以降のモビルスーツ開発では、装備の肥大化(特に上半身)が進んでいく事もあり、重力下での歩行の際の重心問題が解決される事はなかった。またAMBAC技術の重要性の高まりもあり、連邦系のモビルスーツでも足首側への補助炉搭載機などが出現してゆく。

この項終わり


さて、最終回の明日は、「ガンダムの大気圏突入能力について」ですよw


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【勝手にガンダム考察】第一回:ガンダムの双眼・ザクの隻眼 [創作文いろいろ]

gundam_daiba1.jpgはいw 突然始まった【勝手にガンダム考察】シリーズです。これはなんて事ないアニメロボットのデザインに必然性を後付けする行為。まぁ言葉遊びのレベルです。今年、竹書房から「ガンダム最強伝説」「モビルスーツ開発秘録」という架空兵器開発史といった文庫本が発売になり、読んだ方も多いと思いますが、この駄文はあれの以前に書きためてたモノ。もしかしたら同じような話が出てるかも、と思って、恐る恐る読んでみたら、本の方はこんなトコまで踏み込んだ内容じゃなかった(爆)。広く浅くてちょっと肩透かしだったな。まぁ、設定画も出てるから、モビルスーツ百科的な使い方は出来るだろうけど。

という事で一旦発表しちまうかという事でw(映画の面白い話題も最近なんか少ないし)興味のある方はお付き合いください。以下の文はワタシが独自に考えたものではありますが、もし酷似した内容の文章があったら教えてください。四半世紀のガンダムの歴史の中で、みんなが同じような事考えてるんじゃないかという気もするんですよねぇ・・・。

一応三回連載予定でw一日一本掲載していきます。明日のお題は『ガンダムのふくらはぎについて』といった話の予定。

『ガンダムの双眼・ザクの隻眼』
ガンダムの目、カメラアイは一対=2つある。しかしザク以下、ジオン公国のモビルスーツ(以下MS)は単眼である。単眼では通常、遠近情報が取得出来ないはずだ。
しかしジオンでは、レンズのフォーカスの状態からコンピュータが対象物との距離を演算し、その情報を3Dモニタを介して擬似的に遠近感を搭乗者に伝えるシステムが発達した。MS搭載サイズ(直径5〜60cmにも及ぶ)の高精度なレンズ群の生産能力に限りがあったジオンのMS生産設備の中で、単眼=モノアイで遠近感を伝え得るシステムはMS量産に於いて、一面では非常に貢献したと言われる。

一年戦争時、地球連邦軍は拿捕したザクをコンピュータのソフト面も含めとことん研究し尽くした。3Dモニタなどのハードは問題なく取り入れる事が出来たものの、このモノアイシステムだけは再現しても、反応レベルが実用にならない、低調な結果に終始したと言われる。
また連邦MS開発に際し、モノアイが作る疑似的なものではなく、二つのレンズ群=ツインアイを使った本物の遠近感の方が、MS操縦に習熟していないパイロットにとって操縦し易かった。それ故に、外見からもわかるガンダムだけでなく、それ以外の連邦MS(ガンキャノンやGM)も、外見上はメインカメラ部分が一つに見えるがその内部はツインアイとなっている。
開戦の段階からMSの熟練パイロットが多かった為にモノアイシステムを苦にしなかったジオンに対して、アマチュアでも馴染みやすいツインアイシステムを採用した事は、一年戦争に於いてジオンMSに対する連邦MSの一番のアドバンテージだったと言えるかもしれない。戦争末期、ジオンのMSの方がゲルググを始め純粋な能力としては高いにも関わらず、それらに搭乗した学徒動員“アマチュア”パイロットたちのほとんどが、急造量産MSのそしりを免れぬGMに蹴散らされて宙の藻屑と消えた理由の一端は、モノアイとツインアイの敷居の高さの差も大きかったのだ。

その後も伝統的に連邦系MSはツインアイを採用して行くわけだが、ジオン系のモノアイシステムも最終的にはツインアイと遜色ない遠近感を獲得するに至り、グリプス戦役以降の混濁としたMS開発に繋がったと言われる。

但し、ツインアイ信者のエンジニアからは、ガンダム系の操縦者からこそ多数のエースパイロットが排出されている事実をして、あくまでツインアイの性能が上だとする者も未だ多い。一方、ジオンパイロットの中にはモノアイシステムに習熟し過ぎてツインアイの作りだす遠近感に逆に違和感を感じるものもおり、それゆえ元々はツインアイにも関わらず、わざわざモノアイに換装された機種も一部存在したと言われる。(ガンダム→ケンプファー、ガンダム→リック・ディアスなど参照)。

いずれにしても一年戦争の勝敗を分けた理由の中に、間違いなくモノアイとツインアイというMSの規格の差もあったという事である。

この項終わり


もちろん非公認の文章ですのでお間違いのないようにw


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